略語と正式名称。おまけの暗記術

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人さまの記事を見てると文中に略語が多く使われていることに気が付く。

正式名称の記述がなく普通に略語だけ使われていた場合、
聞き覚えのない略語だと「これは何の略だ?」ってなる。

特に前後の文章が少ない場合の略語は文脈から意味を探ることもできない。


まあ落書き程度の記事なら別にそのままでもいいんだけど、
不特定多数の人が見るような記事なら略語にする前の正式名称も一緒に書いておくべきだろう。


正式名称を書く必要がないのは、広く一般的に知られている略語である場合のみだろう。

ただこの"広く一般的"というのが曲者で、この言葉はその人の解釈次第でどうとでもとれてしまう。

例えば以下のような文章があったとする。



ex)
夜中にTVをつけっぱなしにしていたらザーって砂嵐になった後…




この文中の"TV"という単語、
ほとんどの人が"テレビ"と読み替えて違和感なく意味を理解できると思う。

これはもはや略語が一つの単語になっているからだと言える。
このようなものは懇切丁寧に"Television"などと書いておく必要はない。


では正式名称が必要になるのはどういう時か。
先でも少し触れたが改めて書き出してみる。


・不特定多数の人が見る(可能性のある)記事
・その略語がまだ世間一般で浸透してないと思われるもの
・正式名称を聞けばなんとなく意味が連想できるもの
・一言二言で終わるような文章ではないもの


適当に書き出しただけでもこんなにある。


文章で略語を使う際はちょっとした一手間を惜しまず、最初の略語を登場させた際に正式名称をセットで書くことを普段から癖づけたい。


でも会議の資料などではバズワードとして上役を煙に巻くためにあえて略語のまま使うこともある。

だってどうせ理解する気ないでしょ。
興味があれば聞いてくるか自分で調べるでしょ。



ん?あれ?
略語のみの文章を書く人もこれと同じこと考えてるのか。



--
話は少し変わるが、
記憶力が乏しい自分は略語のような"単純な文字の羅列"を覚えるのが昔から苦手だった。


例えば学生時代にIAEAとか習ったけどぜーんぜん頭に残らなかった。
これは別にIAEAに限ったことではない。


そこで略された文字列を単に暗記しようとするのではなく、
その略する前の文字列を覚えるように心がけた。


先のIAEAの例でいくと、

International Atomic Energy Agency

が略す前の正式な名前となる。
これを覚えた。

分解記憶方式とでも言えばいいのか。
略語よりもむしろ正式名称の方により重点を置いた覚え方と言える。


そしてIAEAの話をするときはまずこれを頭の中で一度思い浮かべる。
# 普段の会話でIAEAの話をすることはないけど

International=国際的
Atomic=原子
Energy=エナジー
Agency=機関


こうすることでIAEAという略語のみを聞いても意味がわかるようになった。



また略語の中にはよく似た略語というものがある。
これも覚えにくい。

例えばCSVとCVSという略語だ。


この二つ、間違って逆に使っている人をみることがある。
そして間違いを指摘してもすぐにまた間違うというありさま。


これも先ほど述べた分解記憶方式で解決できる。
どちらかの略語を分解して覚えてしまえば良いのだ。


CSVはComma Separated Values
バリュー(ズ)をカンマでセパレート(ティッド)するものだ。

そのまま訳せば、
値を","(カンマ)で区切ったものとなる。


1,2,3,4,5
↑こんなの


一方CVSはConcurrent Versions System
バージョンをコンカレントするシステム、
つまりバージョン管理システムとなる。
# 今はSVNのが主流だが


ベストは両方の正式名称を覚えておくことだが、それが難しい場合はどちらか片方だけでも覚えておけばよい。

自分のように容量の小さな脳しか持っていない場合はCSV(カンマセパレート)の方だけ覚えれば良い。




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ここまでして覚えた略語だけど、
覚える手間はともかく、覚えてい続けることに労力を使いたくないと自分なんかは思っちゃう。

そもそも簡単に忘れるようなことを無理矢理覚えておくことに意味なんてないんだよ。
忘れるってことは自分にとってその程度ってことだ。


ポジティブに考えるのなら、忘れることで新しいことを覚える容量を確保してると考えることもできる??