成功者ドリーム症候群 Winner Dream Syndrome

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成功者ドリーム症候群 Winner Dream Syndrome
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■定義
成功者ドリーム症候群とは、経営者や企業家が自分に酔うこと。※
ただし過去の栄光(と本人が思っているだけ)にすがるニートのそれとは明確に区別する必要がある。



経営者、企業家、実業家、役職付き が「成功者な自分」に酔っている状態。
自分では成功者だと思い込みそのように振舞っているが実際はまだその段階にすら来ていないことが多い。
著名人有名人と繋がりができたことで自分がえらくなったかのような錯覚に陥っていることがある。
お金だけ出して配当を約束されて名前を貸して経営者を気取っているというパターンもある。
社員の数が増えたことで満足しているだけのパターンもある。

金銭的に多大な損害を受けない限り酔いから醒めることはない。



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■症状の特徴
社員や部下、家族に対し「自分は今大変な時期なんだから協力するのは当たり前」と考えている。
また妻が非協力な場合は「男が前進しようとしているのに」などという謎理論を展開することがしばしばある。
社員や家族を奴隷と勘違いしているかのような振る舞いをみせることが確認されている。

基本的に他人の言うことを信じようとはせず、それゆえに聞く気も一切ない。
そのため会話も一方通行であることが多く、会話途中でこれまた一方的に終了させるといったことがままある。

その一方で、自分で探してきたネット上の記事などの情報を鵜呑みにし盲信するといったこともみられる。

またネットの情報を少し言い方を変えただけのものをあたかも自分が初であるかのような振る舞いをすることがある。
「新しいビジネスモデル」をよく思いつくが実際は既存のビジネスモデルのままパクリだったする。
或いはそれに毛が生えた程度だったりする。
このようなものが企画倒れで済めばまだよいが実現に向けて中途半端に着手してしまうことがある。
場合によってはこれが致命的な損害を出すことがある。
# しかしこれが症状を発症したものへの唯一の特効薬であるともいえる


■中期症状
事業が途中迷走し始めると一転して気弱になり、より短気になる。
責任を他に(部下などに)転嫁しようとしたりする動きも見え始める。
この際の逃げの口上は、社員(部下)が「何も意見を出さない」「役に立たない」「使えない」などといったものがある。

しかし実際は「他人の意見にきちんと耳を傾けてこなかった」ことがことの根幹にあり、
社員は「この人に意見を言っても無駄」という思考回路に陥っているため意見を発さなくなっているだけのことである。
このような場面の裏で実は社員同士の活発な意見交換はなされている。
またこの社員同士の意見交換の場において、事の原因は(場合によっては解決方法までもが)明確にされている。
しかし原因のほとんどは当の経営者や企業家自身からくる問題であるため結局のところこれが上にあがることはない。
頭が挿げ替えられるまでは何も変わることはないのである。

このような様子は中小企業に留まらず大企業などでもしばしばみられる。


都合のよいときだけ「海外では~」「アメリカでは~」などという。
都合の悪いときは「海外ではそれは通用しても日本では~」という謎論法を使う。

また以下のようなフレーズを好んで使う。

・まだ誰もしていない挑戦
誰もやらないのには訳がある。

・儲けるための思考の転換
基本的に他人のふんどしを使うようなものが多い。

・旧体制を切り捨てる決断力
切り捨てたあとに事の大きさに気が付くことがある。


これに加えビジネス英語(カタカナ英語・ルー語)を好んで多用する傾向がある。
ex) イノベーション、ソリューション、グロースする、コミットする、など

なぜこのような傾向が多く見られるのか原因は未だはっきりとはわかっていない。


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■末期症状。事業の失敗、敗戦処理、その後
自分が起因する失敗でも他人のせいにするため落ちぶれきったあとでも反省よりも他への恨みが強い。
この時期においても常に一発逆転を夢見ている。

自分は末端ではなくトップに立つ人間であると頑なに信じている。

しかしどこまで行っても考え付くのはマルチまがいのビジネスばかり。
そしてやはりどれも二番煎じ三番煎じで目新しさも何もない。
アイデアはいくつかの既存のサービスをくっつけたようなものか、
あるいは何か一つを加えた程度のもの。
特に目新しさはない。

また二度目、三度目ともなると資金調達も難しくなってきているので親兄弟など自分以外の名前を使いはじめる。
十分な資金調達ができず、事業の規模を膨らませることができない。
あるいは尻すぼみを見据えてか無理やり極端に規模を大きくすることがある。
これも結局は資金がないため続かず結果も残せぬまま失速する。

この時期になると語る内容も実現不可能で極端なものが多くなり傍目にも狂言じみたものが目につくようになる。

時折しおらしく見えることもあるが、
「信用した人に裏切られた」
「信頼してた人に見放された」
などという被害者ヅラした嘆きばかりとなる。
こうなるともう末期。

過去に袂をわかつことになったものに平気で連絡を入れてくるのもこの輩の特徴といえる。
基本的にを知らない。

そして失敗は繰り返される。




成功していようと失敗して落ちぶれようと人の根本にあるものは何も変わることはない
付き合う際はおいしくいただきましょう注意が必要である。





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どこぞのページ風に定義してみた。
経営者、社長連中とは決して一緒に読まないで下さい。

※注意
皮肉と冗談をふんだんに入れています。
事実を大げさに盛っていることがあります。




-- 2016/03/21 一部改訂





関連項目: バーナム効果、ダブルスタンダード、裸の王様、お山の大将