オフショア開発始めました toタイ

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オフショア開発を始めました。


投げる先はタイ。タイランド。
いや正確にいうとオフショア開発はこれから始まるのだけど。


オフショア開発とは、
情報システムやソフトウェアの開発業務を海外の事業者や海外子会社に委託・発注すること。
†IT用語辞典



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つい先日、ウチのバカ社長が現場にオフショア開発の話をもってきた。
理由は言わずもがな人件費を抑えるためだ。

一応ね、リスクやらなにやらをかいつまんで話してやりましたよ。
やりましたけども馬耳東風…
まったく聞く耳持たずすでにラリってる。

これに限らず毎回そうだが、
「やる」っていうことが決定している状態で現場に話が下りてくる。
現場の人間との話し合いもクソもあったもんじゃない。

すり合わせ?
なにそれおいしいの?



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今回急にオフショア開発を声高に言い始めたのには大きなきっかけがあった。
某不動産仲介会社がオフショア開発を一部で利用し実績を積んでいることがわかったからだ。

これを耳にした社長は、
都合の良い妄想をどんどん膨らましてその気になったというわけ。
なんということでしょう。


社長さんそれはね、
システムがすでにきちんとモジュール化されてるとか、
システムに影響のないものを選んで出しているとか、
そういうのがまず前提なんだよ。

なんでも投げれるってわけじゃないんだよ。
あーた重たい開発を外に投げようとしてるじゃないの。
そりゃ無茶だよ。


ましてやそこは現地に社員を派遣してやっている。
コミニケーション不足を補うためだね。
対してウチの場合はそんなことはまずやらない。

何も用意も覚悟もしてないのに、
なんで大手と同じことができると思うかな、かな。


まあね、
経営者の立場になって考えることはできるよ。できるけども。
どうしたって賛同しかねるぞこれは。



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そもそも開発っていうのは何も技術力だけで成り立っているわけではない。
特に大事なのがコミニケーション。

仕様書じゃわからないことや何かしら作業に詰まったりしたときは、
日本語を当たり前に話せる人じゃないと難しい。

一応、実作業する人(タイ人)とウチとの間に一人日本語のわかる通訳できる人が入るようだが、
実作業する人から見れば「直接仕様を聞ける人間がいない」というわけ。

何を聞くにしてもその間の通訳を通さなくてはならない。
もちろん通訳も技術者ではあるようだが相当ハイスペックじゃないとこの役は難しい。

また現場のスピード感は失われるしできあがるものの品質も当然下がることが予想される。

大体日本人同士ですらコミニケーションは難しいのに(こと技術職は)、
それを外人相手にやるんだぞ。

コミニケーションロスを踏まえて、
少なくとも納期に対する見積もりは2倍以上は考えておかなければならない。


あと残業して当たり前の国かどうかもわからん。
ましてや日本のように縦社会とは思えんし。

仮にタイのオフショア開発が今回うまく行ったからといっても、
5年後にはタイのオフショア開発はなくなっているのだぞ?
誰が人材とコードの管理をするんだ?


…とまあこういった問題は一切考えていないのだろう。


これはもう、やる前から結果がみえてるよ。





絶対燃える








自分ができることはできるだけこの件に関わらないことだけだ。

まあ後日談(炎上)を楽しみにしてくれ。
わしゃ知らん



-- 2016/08/11 追記
オフショア開発の話ポシャりました。
向こうの人とオンラインで面談したんだけど、
やっぱり言葉がネックだった。
通訳ポジの人の言葉が半分くらい何言ってるのかわからなかったもの。

そして次に技術力。
単純に経験値が少ない。
2〜4年程度の経験でいったい何ができるというのか。

やってきた内容もちゃんと書かれていなくて、
「開発」とだけ書かれているような感じ。
これじゃ何を担当してどういうことをやったのかさっぱりわからない。

面談では4人と話をしたが、4人ともお話にならない。
次に期待しましょ、と思っていたらもう紹介できる人がいません、と言われた。

こちらの感じが悪かったのかとも思ったが、
会話もスキルも全然なのでこちらから願い下げじゃ。


こうしてオフショア開発は流れたのでした。
めでたしめでたし。